施設の窓
2021年度教職介護等体験～デイサービス～
実習生の声
体験前は社会福祉施設は暗いイメージでしたが、利用者様とのコミュニケーションを通して、明るく、とても楽しそうなイメージに変わりました。デイサービスが生き甲斐になられている方がとても多く、利用者様にとってもとても居心地の良い場所なんだと思いました。また、学校教育と社会福祉施設での実習には繋がるものはないと思っていましたが、一人一人に添った対応をしたり、見た目だけではその人が抱えている悩みや問題が分からないという事など、たくさん繋がることがわかり、とても勉強になりました。
5日間の体験実習を通して印象に残っていることは、利用者様とのコミュニケーションです。デイサービスでは笑顔で元気な姿を見せてくれていましたが、実は1人での生活が難しく大変な状況であることを職員の方から教えていただき、驚くと同時に利用者様の強さを感じました。その方の笑顔は特に印象に残っています。5日間は私にとって大きな学びを得ることができた実習でした。
食事は皆さん同じ物を食べていると思っていましたが、利用者様の状態によって、飲み込みにくい方にはお粥にしたり、刺身が食べられない方には煮魚に変えたりしていて驚きました。また、私自身が人見知りで話しをあまりしないタイプなのですが、利用者様とお話をさせていただいて、話しをすることはとても楽しいと改めて思いました。
全般的には明るい場であるという印象を受けました。利用者様は私が想像していた以上にお元気でした。私の祖母がデイサービスを利用しているのですが、祖母もデイサービスに行かれイキイキしています。その理由がよくわかりました。また、教員を目指す私として、職員の方が行うレクリエーションなどの進行の仕方は非常に参考になりました。オンラインでの実習でしたが、色々と間近で見ることができ、細かなことを理解することができました。
相手を理解し受け入れることと、相手を知ろうとする姿勢が信頼関係に繋がるということ、コミュニケーションの取り方など、福祉に興味がありましたが、介護施設についてあまり知識がなかった分、知識も増え福祉のへの視野を広げることができました。自分にとっては大きな収穫で福祉の道に進みたいという想いが強くなりました。
実際に利用者様とお話する機会を多く設けていただいたことで、利用者様にとってデイサービスがどれだけ必要で楽しく生き甲斐のあるものかを知ることができました。デイサービスは来た利用者様のお世話をするといったイメージでしたが、職員の方の心があり、利用者様にとって何が最善かを考え接していて、教員を目指す上で、生徒にとって･･･と通じ、たくさんのことを学ぶことができました。今後は福祉のボランティアに励んでいき、もっと学んでいければと心から思いました。
今回のオンライン実習はマンツーマンで対応してくださり、たくさんの要望にも応えていただきました。オンラインとは感じない程、多くの利用者様、職員の方と関わることができました。こんなにも温かい施設で実習を受けることができてよかったです。学んだことを活かし、機会があれば高齢者の方と直接関わっていければと思いました。
