施設の窓
公衆衛生看護学実習≪東邦大学看護学部≫~地域包括~
実習生の声
・地域包括支援センターは、予防から介入まで幅広い対応をしていくことが求められると学んだ。
・昨年の実習では”老人いこいの家”で健康な高齢者に対する教室に参加させていただいたり、暮らしの支援を必要とする人への看護活動を見学させていただいたが、今回の実習を通して地域包括支援センターは、その間を繋ぎ高齢者全体を支える役割があると学んだ。
・介護保険申請からサービス開始までの流れを理解することができた。
・長期的に関わっていくことの重要性と対象の方を深く考えた対応が生活のしやすさに直接繋がると学んだ。
・地域住民が開催しているフレイル予防を目的としたボランティア活動では、人と人が直接会って話す機会をつくることで外出を促すことにも繋がっていて、人と人との関わりが健康でいることを促進させていると強く感じた。
・実習前は、地域包括支援センターは高齢者が住み慣れた地域で最期まで生活をすることができるように支援する場所であると思っていたが、それだけではなく、高齢者が自立した生活を送ることができるような支援をすることを心掛けていたり、なんでも相談にのったりしていて、高齢者に寄り添った支援をしていた。
・会議で他職種が意見を出し合い話し合っているところを初めて見た。職種が違うと視点が違うことを知り、改めて他職種が関わっていくことの重要性を学んだ。
・当たり前のことだが、対象の方と関わるときはどのような人でどのようなことを目標としているのかを常に考える。しかし、関わりの中で忘れてしまうことを実習中に実感したため、これからは、対象の方との関わりの際には、忘れず考えながら支援を行うことを最優先にしなけれないけないと思った。
・今後、医療従者として必要な人が地域包括支援センターに繋がることができるよう、働きかけていきたいと思った。
・他職種での連携や地域で実際に展開している事業など地域特性に合わせて協力しながら行っており、改めて情報収集をしてアセスメント、そこから何をするか考える、というサイクルの大切さを感じた。
・熱中症予防事業では、熱中症に対してだけではなく、孤立防止や支援の必要性の検討など様々な目的をもって実施していることを学んだ。
・認知症サポーター養成講座に参加させていただき、地域包括支援センターと地域住民が繋がり、より良い地域にするために住民同士で支え合っていることを実感した。
・地域特性もあり、その方へのアプローチ方法はそれぞれ異なることを知った。地域包括支援センターとの関係性や関心の低さによっては、電話やポスティングなど一方的なアプローチとなるが、存在を知ってもらい繋がりを作っていくことで、重大な事態の予防、早期発見、早期対応に繋がると学んだ。