施設の窓
とうきょう認知症希望大使☆彡
イベント
みなさん、認知症希望大使ってご存知ですか?
認知症希望大使とは、認知症になっても希望を持ち、前を向いて暮らしている姿を
全国に発信することを通じて、認知症に関する普及啓発を行う認知症当事者の方のことです。
東京都には5人の希望大使がいて、その内の1人が大田区在住の樋口賢さんです。
世界アルツハイマー月間である9月26日に
地域包括支援センター西六郷主催のぷらっとカフェ(認知症カフェ)に
樋口賢さんと、樋口さんを支援している大田区若年性認知症支援相談窓口の
堀端さんに来ていただきました。
当日は樋口さんに、認知症と診断された経緯や周囲との関り、
日常生活の中での変化などの質問に答えて頂きました。
前向きで、楽しいことが好きな樋口さん。
「認知症になったからと言って何もできないわけではないし、生活も今まで通り
変わらない」と明るくおっしゃっていたのが印象的でした。
ぷらっとカフェに参加された方からは「認知症でも怖がらなくてもいいことが分かった」
「気持ちの持ちようで、今までと変わりなく生活できることが分かった」など
あらためて、認知症の理解が深まったという声が聞かれました。
今や高齢者の5人に1人が認知症になると言われる時代。
認知症になってもならなくても、認知症について知っておくのは大事なことですね。