特養/介護職員
渡邊 千尋

信頼して何でも
相談していただける関係性を
目指しています

2013年入職
特養/介護職員
渡邊 千尋

保育士になることが子どもの頃からの夢で保育の資格取得後、介護を専攻できる大学に入学。在学中、好日苑のユニット型特養に介護実習で訪れたことをきっかけに新卒で響会へ就職。ユニット型への配属となり、複数のユニットを経験した後、ユニットリーダーに任命される。現在はショートステイの受け入れも行うフロアの介護副主任としてチームをまとめている。

Q.1.介護を学ぼうと思ったきっかけを教えてください。

私が介護の道を志したのは、祖父、そして祖母が亡くなったことがきっかけです。私が中学生のときに大好きだった祖父が亡くなり、「何も孝行できなかった」という後悔を強く感じていました。その後、祖母が認知症を患い、母が自宅で介護をするようになったとき、「また同じ思いはしたくない。いつかは私が祖母の介護をしたい」と思うようになったのです。残念ながら祖母にも十分な孝行をできないまま亡くなってしまったのですが、そのときの想いを実現するために、介護について学べる大学に入り、現在に至ります。

Q.2.好日苑で介護実習をした感想や印象に残っていることは何ですか?

大学在学時に好日苑で介護実習をさせていただきました。実習で印象に残っているのは、やはり利用者様の笑顔ですね。ただ隣に座っているだけなのに微笑みかけてくれたり、話しかけてくれたり。利用者様との時間を通して「たくさん学ばせていただこう」と、初めての実習に緊張していた私ですが、利用者様の笑顔に私の方が救われていたように思います。好日苑は温かくて家庭的な雰囲気。「自分もここで働きたい」と思い、このときの介護実習がご縁で、響会に入職させていただきました。

Q.3.ケアを実践していく中で、感じることはありますか?

私は現在、ショートステイユニットに配属されています。特養でもショートステイでも、「利用者様やご家族の想いをくみ取っていく」というケアへの考え方は同じです。ただ、ショートステイの場合は利用者様のご自宅が生活の場なので、私たちにはわからないことも多く、想いをくむことが特に難しいと感じています。だからこそ、ご家族とのやりとりがとても重要。私たちのことを信頼して何でも相談していただける関係性を築けるよう心がけています。また、介護現場では、学校で学んできた基本通りにはいかず、臨機応変さが求められます。その日の利用者様の状態に合わせたケアを提供していく難しさは、今も入職時も変わりありません。

Q.4.ユニットリーダーや介護副主任になり、変化はありましたか?

ユニットリーダーから副主任に昇格するまでの期間が短かったので、今思えば、副主任という肩書きに気負ってしまっていたのだと思います。戸惑ったり、ストレスを感じたりすることが多かったのですが、先輩職員から「今の渡邊さんのままでいい」と声をかけていただき、その言葉がスーっと心に落ちました。あのときのことは今でも忘れられません。副主任は、職員と上司の間に立つ調整役。いろいろと大変なことも多いのですが、行き詰ったときは、あえてひと呼吸おいて客観的に考えてみることを心がけています。そうすることで、利用者様に必要なケアを広い視点で見ることができるようになりました。

Q.5.今後の目標や、ありたい姿を教えてください。

個人の目標としては、入職してからずっと変わらずに「利用者様にとって身近な存在でありたい」と思っています。副主任という役職に関係なく、利用者様の大切な時間を一緒に過ごしていきたいですね。暮らしの中で、「この人といたら落ち着くな。安心するな」と思っていただけるような支援者になることが目標です。役職者としては、良いチームケアができる組織づくりを目指しています。そのために、人のプラスの部分に目を向けるようにしています。それぞれの良い部分が増えていった方が絶対チームケアにはプラスですから。今は後輩や部下たちの成長を見ることが楽しみです。

響会に入職してから

2013年4月
入職
2013年6月
たんの吸引等の
研修実施
2018年8月
ユニットリーダー任命
好日苑を考えるチームプロジェクト参加
2019年2月
副主任昇格
排泄委員会 委員長
リスク管理委員会
2020年4月~2022年3月
ノーリフティングタスクフォース委員会
2021年8月
認知症実践者研修
参加会議
特養会議
新館会議
フロア会議

1日のスケジュール

7:00

出勤

夜勤スタッフから申し送りを受け、情報収集をする
各居室を巡回し、利用者様の様子を確認して起床される方にお声かけをする

朝食準備

リビングにあるキッチンで利用者の好みや状態にあわせた水分を準備
おしぼりとお箸やスプーンをセッティング
ユニットで炊いたご飯をお茶碗へよそう
7:30

朝食/食事介助

厨房から届いた食事を配り、お手伝いが必要な方の介助を行う
召し上がった食事量や水分量を健康管理表に記録する
8:30

排泄介助

必要に応じて排泄介助を行い、健康管理表に記録する

ナースへの申し送り

体調が気になる利用者様について申し送りを行い、対応について相談

記録

起床から食事、排泄の様子などを介護記録に入力
10:00

お茶の時間

利用者の好みや状態のあわせた水分を準備し提供する

排泄介助

必要に応じて排泄介助を行い、健康管理表に記録する

お昼準備

昼食用のご飯を炊飯器に準備する
11:30

昼食/昼食介助

ユニットで炊いたご飯をお茶碗へよそう
12:30

休憩(1時間)

13:30

遅番補助/翌日の内服薬準備/下剤確認

看護師から受け取った内服薬の内容を確認し、食事時間に合わせてセッティングする
排泄状況をふまえて、下剤等の服用量について確認する

リネン交換/洗濯物たたみ/翌日の入浴衣類準備等

交換が必要な方のベッド周りのリネンを交換する
洗濯物を回収し、利用者ごとに畳んで仕分けする
翌日の入浴予定者を確認し、衣類等を準備しておく
14:30

フロアミーティング

フロアの早番・日勤・遅番勤務者が集まり、状態が気になる利用者様について共有を行う
会議や委員会からの伝達事項やケアについての意見交換を行う
14:45

記録、雑務

日中の利用者様の様子や対応した内容等を介護記録や社内ネットワークに入力する
16:00

退勤

その他の職員インタビュー

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